こんにちは、S&P500に毎月積み立て投資している城寝子(@nyaw_loading_22)です。
2023年から24年にかけてS&P500が好調でそれだけでいいじゃんという日が続くとどうしても高配当株などに手を出すべきかどうかわからず困ってしまいますよね。
この記事では、米国企業の高配当株を集めたETFである、VYMについての解説と、テクニカル分析を行っていますので、気になる方は目次からどうぞ。
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VYMとは?
VYMとは米国ETFの一つであり、バンガード(Vanguard)社が提供する米国の主要な高配当企業を組み入れたETFです。
VYMは楽天証券でもSBI証券でもユーザー保有ランキング上位に入る人気米国ETFになります。
気になる組み入れ銘柄、セクターに関しては次章で解説していきます。
主な構成銘柄は?
主な組み入れ銘柄について、下記にまとめてみました。
VYMのセクターは上位からヘルスケア、エネルギー、消費財、金融、医薬品など幅広いセクターに分散して搭載されます。
ハイテクや半導体銘柄と比較して大きなキャピタルゲイン(値上がり益)を狙えないものの、利下げや景気後退局面でも比較的安定したチャートの推移をするのが特徴なので、資産を大きく減らすことなく配当金を安定して受け取れるところが魅力といえるでしょう。
同じような高配当銘柄ETFであるSPYDとの比較も見てみましょう。
SPYDは米国企業の中でもさらにS&P500の高配当利回りを出す企業が組み入れられたETFとなっていますので構成銘柄上位を見ても若干の違いがみられます。
ただセクター別で考えると、エネルギー、医薬品、ヘルスケアなどに多様なセクターが並びます。
とはいえSPYDは少しエネルギーセクターが多いでしょうか。
運用利回りは?
直近の利回りは約3.8%になります。
100万円投資で年間3.8万(税引前)の分配金を受け取ることができます。
運用コストは?
ETFの経費率ですが、0.06%となります。
このブログでさんざん長期運用におすすめ!と言っているETFは軒並み0.02-0.04%ですので、それらと比較するわずかに高い部類に入りますがほぼほぼ低コストに分類していいのではないでしょうか。
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新NISAでVYMを購入するのはおすすめ?
新NISAが2024年から始まっていますが、この非課税口座でVYMを買うメリットは下記です。
メリット:
・分散投資&高配当
VYMは幅広いセクターの中から選りすぐりの高配当銘柄を選別しているので、分散投資がきいており、なおかつ3%を超える配当を年間で受け取ることができます。
・NISA口座活用で分配金を一部非課税に
分配金にかかる課税はまず米国側で10%、日本側で20.315%(復興特別所得税含む)があります。そのうちNISA口座で分配金を受け取る場合、米国側の10%は通常通り掛かりますが、20.315%に関しては非課税とすることができるため分配金の手取り額が増えます。ざっくり10万円の分配金の場合、約2万円程非課税で得をすることになります。
↓↓S&P500高配当ETFのSPYD紹介記事はこちら↓↓
デメリット:
・大幅な値上がり益は見込めない
S&P500に連動するVOOやナスダック100に連動するQQQなどの方が値上がり益(キャピタルゲイン)的にはずっと魅力なので、どちらをメインの戦略とするかで購入すべきかどうか変わってくるのではないでしょうか。
結論として新NISAの成長投資枠を活用してVYMを購入することは一つの選択肢として魅力はありますが、人によってはVOOやQQQといった米国主要インデックスに連動するETFの方が長期スパンで見た値上がり益は軍配が上がるためご自身の投資戦略によって変えたほうがよさそうです。
VYMはクレカのつみたて投資で設定可能?
筆者は楽天証券にてクレカつみたてを設定してますが、現在ETFを含む米国株はクレカ設定できませんでした。
もし会社員の方などで極力労力を使わずなるべくお得に資産運用したい場合はメインの投資はETFではなく投資信託にして楽天証券&楽天カードを活用してクレカつみたて設定するのもおすすめです。
メリット:
■一度クレジットカード設定したら自動で定額つみたてができる
■信託報酬が0.1%未満の低コストで魅力的な投資信託がある
■楽天証券&楽天カードなら楽天ポイントが金額によって還元されお得
楽天カードは新規入会とカード利用の特典でポイントが進呈されるキャンペーンを実施してますので、まだ作っておらず楽天証券でつみたて設定してないよという方はぜひ検討してみてください♪(年会費:永年無料)
最新のテクニカル分析
注意:
当ブログのテクニカル分析は投資助言を行うものではありません。
あくまで既に存在するテクニカルの計算式に沿って算出された数値を公開し、一般的に言われることのあるシグナルとして説明をしているに過ぎません。
したがって当テクニカル分析をもとに投資を行い手に入れた利益及び負った損失に対して当ブログは一切関与いたしかねますので最終的な投資判断は自己判断・自己責任の元で慎重に行うようお願いいたします。
また、計算値が間違っていた場合などにおいても責任を負いません。
直近のテクニカルシグナルを元にした分析ですが、この章ではメジャーなRSI、MACD、移動平均に加えピボットポイントの数値も算出しています。
チャート
RSI分析
RSIとは何ぞや?という方は下記の過去記事も参照してみてください。
MACD分析
MACDとは何ぞや?という方は下記の過去記事も参照してみてください。
移動平均(MA)分析
移動平均(MA)とは何ぞや?という方は下記の過去記事も参照してみてください。
ピボットポイント分析
ピボットポイントとは何ぞや?という方は下記の過去記事も参照してみてください。
まとめ
今回の記事では、米国のエネルギーや医薬品、ヘルスケアといった幅広いセクターにおける高配当銘柄をピックアップしたVYMというETFについて紹介してきました。
組み入れ銘柄に興味のある個別株があればぜひ下記のLINE CFDを始めて投資してみてください♪
構成されている個別株の企業分析をそれぞれその行ってみるのも投資経験値を上げるのに近道かもしれません。
ではまた次の記事で(@^^)/~~~