こんにちは、テクニカル分析大好きだけど全然当たらなくい城寝子(@nyaw_loading_22)です。
投資をしていると移動平均(MA)って言葉を皆さんよく聞きますよね?
今回はそのMAについて解説します。
なお各テクニカル用語について説明しているおなじみのWikipedinyaですが、連載となってますので各回もぜひ読んでいってください!
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移動平均(MA)とは
この章では単純移動平均について説明していきます。
派生のSMAやEMAといったところはまたの機会にいたしますのでご了承ください。
単純移動平均とは例をとって説明すると5日間の終値の平均を算出した数値になります。設定が25の日足であれば25日分の終値平均、設定52の週足チャートであれば52週≒約1年間の終値平均値となります。
1日目から5日目まで下記のように値動きがあったとします。
すると、計算式としては(100+110+120+130+140)/5となり、その平均値は120となるわけです。
ではこの数字を計算することで何のメリットがあるのか?
指定した過去n日間(ろうそくチャートによっては週/時間/分)の平均値よりも現在の値が上もしくは下に乖離しているかどうかがイメージすることが可能になります。
チャートというのは往々にして上がりすぎ/下がりすぎが発生した際平均に戻ろうと動くことがあるため比較的有効なテクニカル分析手段となるわけです。
また移動平均線同士(例えば5と25/25と75等々......)がクロスすることで一時的なトレンド転換として判断し取引をする場合もあります。
5日移動平均線が25移動平均線を上抜けした場合、短期的に上昇トレンドに転換したことを示唆することもあります。もちろん結果的にそうならない場合もあるため他のテクニカルシグナルとともに判断することが重要です。
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MAの設定は?
実際よく使われるMAの設定を紹介します。
<日足>
・5
・25
・75
・100
・200
楽天証券の初期設定でも5~75が使われていたはず。私はたまにより長期のトレンドを俯瞰して見たいため100に設定することもあります。
<週足>
・13
・52(50で見る場合もある)
13週≒約四半期、3か月分となります。
52週≒こちらは約1年分。
先述の通り、移動平均線同士が交差しているかどうかも見たいため基本複合的に見るのが定石です。
また、日足ばかり見ていても長期のトレンドラインが見づらかったりするため、適宜週足チャートに変更した際は移動平均の設定も変えたりします。
まとめ
よく使われる設定を、複数覚えておけばいざというときのトレンドの流れもある程度イメージしやすくなりますので是非覚えて損はないテクニカルインジケータです。
移動平均線と現在の値との間に生じている価格差(乖離率)を見ることで、RSIと同じように一時的な相場の過熱感(買われ過ぎ/売られ過ぎ)を見ることもできますしぜひ活用してみてください!
一方でテクニカル分析全般に言えますが必ずしも当たるという保証はなく、ファンダメンタルのほうが常に優先ですので日ごろの情報収集は欠かさずに目を光らせておきましょう。
もし移動平均(MA)の意味や設定などまた忘れてしまった時用に、ぜひこの記事を見返せるようにブックマークに入れておくことをお勧めします。
ではまた次の記事で(@^^)/~~~
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