こんにちは、毎月NISAでS&P500を積み立てている城寝子(@nyaw_loading_22)です。
最近レバレッジETFに興味をもって買いあさった結果、がっつり含み損になってしまっていて涙目です。
この記事では、S&P500で約3倍の日次値動きを目標に設定されたレバレッジベアETFである、SPXSについての紹介と、テクニカル分析を行っていますので、気になる方は目次からどうぞ。
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SPXSとは?
SPXSとはS&P500指数をベンチマークに、その元である指数の日次ベア3倍の値動きを目標値に設定されたレバレッジベアETFです。
ブルETF/ベアETFって?
ブルベアという単語を投資を始めた方はよく耳にするかもしれませんね。
ブルというのは牛が角を振り上げるさまから上昇を意味します。
逆に一方でベアというのはクマが爪を振り下ろす様から下落を意味します。
つまりベアETFの場合、ベンチマークとなる指数や銘柄の動きと真逆の動きをするETFとなります。
元指数が上がれば下がり、下がれば上がるということです。
この説明でもまだ分かり辛いなという方は、S&P500ブルETFであるSPXLとS&P500ベアETFであるSPXSを数日間眺めてみてください(笑)
双方がそれぞれ真逆の動きをしていることが分かると思います。
他のレバレッジETFとの違い(組み入れ銘柄)
有名なレバレッジETFといえば、勿論SOXL/SOXSやSPXL/SPXS、TECL/TECSもご存じの方多いですよね。
これらの組み入れ銘柄の違いについて、下記にまとめてみました。
WEBLとTECLはいずれもハイテク銘柄中心のポートフォリオになっていますが、WEBLはAmazonの比重が大きく、一方でTECLはAppleの比重が大きいです。半導体のNVIDIAが入っているのもTECLの特徴ですね。
今回紹介しているSOXSは言わずもがな半導体レバレッジベアETFですので、どれも半導体銘柄です。普段からパソコンやグラフィック関連に興味を持っている方であればおなじみの企業ばかりですね。
SPXL/SPXSは当然ですがS&P500指数に連動しますので米国の有名500社に分散がきいており、このETFの中では一番安定しているといってもいいでしょう。
気になる銘柄は多いと思いますがレバレッジがかかっているところが要注意で、元指数が大きくそれだけレバレッジの分だけ大きな利益が上げられる反面、逆トレンド下では痛い損失を被ってしまうリスクを含んでいます。
運用コストは?
ETFの経費率ですが、0.95%となります。
このブログでさんざん長期運用におすすめ!と言っているETFは軒並み0.02-0.04%ですので、それらと比較するとだいぶ高い部類に入ります。
本ブログで紹介しているSOXLやSPXLも同様に大体0.95%なのでレバレッジがかかっているETFとして一般的な経費率といえるでしょう。
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SPXLはおすすめできるのか?
レバレッジETFというものは下がっても直ちにロスカットなどのリスクはないものの繰上償還といって値下がりし過ぎた際に強制利確のリスクがあったり、またそもそも前述の通り経費率が低コストETFと比較して3倍以上高いため短期で利益を出せるタイミングでの投資が想定されます。
また、ベアETFは一時的な下落トレンドにのみ有効で、長期で見れば大幅に上がってきたS&P500指数ということを考えると短期投資で戦うにはいいですがずっと持っていれば大損をする可能性が高いです。
短期のテクニカルやファンダメンタルで下がる可能性が高い時にのみSPXSを買うことは有効です。
私は投資デビューにはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という米国の有名500社に分散投資できる投資信託の積立をコア投資として挙げており、為替リスクも 鑑みて円資産である日本株も投資していく、というのが私の考えです。
そのうえで米国株の指数に直接投資をしたい方や、ETFではなく実際に組み入れ銘柄である米国個別株(アップルやマイクロソフト、グーグル)などにもっとダイレクトに投資したいんや!という方にはLINE CFDをお勧めしています。
LINE CFDの特徴の1つ目は米国株が0.1株という少額ではじめられる点が魅力です。
米国の有名企業銘柄は調べたことがある人にはわかると思いますが、普通に1株が高いです。
例えばインターネット大手グーグル(Alphabet Class A)に普通に1株投資しようと思ったら、2022/7/8時点で2,375.66ドル(日本円換算:約32万)です。
そしてテクニカルやファンダメンタルを見て下がりそうなときにはベアETFを使わずとも、売り(ショート)から取引できるというのもCFDのメリットの一つです。
高いところで売って、安いところで買い戻すことで利ざやを得るといったイメージですね。
また、LINE CFDの公式アカウントをフォローしておけばいつも使うLINEアプリ内で重要な経済指標が通知されるという情報収集にも魅力な点が挙げられます。
米国個別株を少額から手軽に始めてみたい方はぜひLINE CFDを検討してみてください。
投資信託やETFに投資をすることは手軽で長期な投資には向いていますが、肝心の中身の企業へ全く興味を示さないまま投資を続けていても投資経験値が一向にたまりません。
ある程度SPXSなどのETFをポートフォリオの一部に入れておくことはいいですが、興味を持った自分の好きな企業からでも分析して個別株を購入してもいいかもしれませんね。
最新のテクニカル分析
注意:
当ブログのテクニカル分析は投資助言を行うものではありません。
あくまで既に存在するテクニカルの計算式に沿って算出された数値を公開し、一般的に言われることのあるシグナルとして説明をしているに過ぎません。
したがって当テクニカル分析をもとに投資を行い手に入れた利益及び負った損失に対して当ブログは一切関与いたしかねますので最終的な投資判断は自己判断・自己責任の元で慎重に行うようお願いいたします。
また、計算値が間違っていた場合などにおいても責任を負いません。
直近のテクニカルシグナルを元にした分析ですが、この章ではメジャーなRSI、MACD、移動平均に加えピボットポイントの数値も算出しています。
チャート
RSI分析
RSIとは何ぞや?という方は下記の過去記事も参照してみてください。
MACD分析
MACDとは何ぞや?という方は下記の過去記事も参照してみてください。
移動平均(MA)分析
移動平均(MA)とは何ぞや?という方は下記の過去記事も参照してみてください。
ピボットポイント分析
ピボットポイントとは何ぞや?という方は下記の過去記事も参照してみてください。
まとめ
今回の記事では、S&P500で約3倍の日次値動きを目標に設定されたレバレッジベアETFである、SPXSについての紹介と、テクニカル分析を行ってきました。
下がると予測できるときに買うことで手軽に利益を得られるメリットがある一方、レバレッジによるリスクを含んだETFですのでそのあたりを理解した上で投資してみてください。
リスクを理解した上でこのETFへ投資するか、組み入れ銘柄を研究してLINE CFDで個別銘柄に投資をするかは皆さんの自己判断で投資をしてみてください♪
結果同じリスクを取るのであれば、個別株でその企業分析をきっちり行ったうえで投資したほうが投資経験値になりますし、長期的に見てあなたの資産を守ることにもつながります。
ではまた次の記事で(@^^)/~~~